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ACCEPT | |
| RUSSIAN ROULETTE |
84
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| ロシアン・ルーレット (1986) | ||
| 前作に続き、「成功」への強い執着が感じられるアルバム。なによりサウンドがここに来てグッと垢抜けており、前作までわずかに漂っていた「いなたさ」はもはやほとんど感じられない。冒頭を飾る強力な疾走パワー・メタル・チューン「T.V. War」も、「Fast As A Shark」が持っていたような邪悪な攻撃性はなく、まるで後の「ジャーマン・メタル」のような明朗さを感じさせる。#2の「Monsterman」もキャッチーなサビが耳から離れない秀曲だし、#3のタイトル曲もスケールの大きなコーラスが印象的。#4なんてまるで哀愁メロディアス・ハード・ポップ。#5の「Aiming High」もカッコいいスピード・チューンだし、その他の曲も、耳に残るフックを備えた佳曲揃い。力強い「Stand Tight」で幕を閉じる構成もいい。ただ、問題なのはそのキャッチーな耳に残るメロディ・ラインを担っているのがVoのウドではなく、コーラス隊であるということ。本作発表後、ACCEPTは看板シンガーであったウド・ダークシュナイダーと決別し、デヴィッド・リースなるアメリカ人シンガーを迎え入れることになる。たしかにここまで洗練されてくると、ましてやこれだけいいメロディを書けるのであれば、Voをチェンジしてさらなる成功を求めたくなるのも無理はない。入門者には最適の聴きやすいアルバム。 |
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ACCEPT | |
| METAL HEART |
86
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| メタル・ハート (1985) | ||
| イントロに「スラヴ行進曲」、ギター・ソロには「エリーゼのために」をフィーチュアした名曲、「Metal Heart」を収録し、ここ日本では最も高い人気を誇る名盤。タイトルのイメージからするとピュア・メタル万歳、という印象を受けるが、全体的には前作の世界的な成功を受け、かなりアメリカ市場を意識したキャッチーな作品となっている。ビデオ・クリップが制作された#2「Midnight Mover」を筆頭に、前作までのようなリフのゴリ押しばかりではなく、(当時なりに)洗練されたアレンジを伴ったキャッチーな曲が多く、前述の名曲#1から、「ジャーマン・メタル」的なギターのフレーズと、タフなギター・リフ、そして男声コーラスが三位一体となって高揚感を生むラスト#10まで非常に充実した楽曲が揃っている。むろんそれでもHM然とした攻撃性は失っておらず、キャッチーさと攻撃性のバランスは絶妙である。若干線が細くなったようにも感じるが、まあその辺は好みの問題だろう。80年代メタルを代表する名盤の一枚。と、持ち上げておいてなんだが、個人的にはやはりウド・ダークシュナイダーのVoはあまりにアクが強く、このVoがダメな人にとっては結局ACCEPTはどれを聴いてもNGだろうと思うのが正直な所です。しかしこのジャケットはMETAL HEARTというよりはMACHINE HEARTだな(苦笑)。 |
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ACCEPT | |
| BALLS TO THE WALL |
86
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| ボールズ・トゥ・ザ・ウォール (1984) | ||
| 彼らを世界レベルに押し上げた、記念碑的名盤。メンバー自身はこの頃をキャリアのピークと見なしているようだ。前作におけるキラー・チューンであった「Fast As A Shark」のような強烈なインパクトを放つ疾走曲は入っていないため、一聴すると地味かもしれないが、「硬質で、勇壮で、男臭い」という彼らの持ち味が一番発揮されているのはこのアルバムかもしれない。いわゆる疾走曲は少なめとはいえ(#3「Fight It Back」のみ)、ミドル〜アップ・テンポ中心の楽曲はどれもヘヴィかつソリッドなギター・リフを中心に気持ちよくドライヴしていく楽曲ばかりで、まったく退屈させられることはない。随所にゾクゾクするようなリード・ギターのメロディが配され、勇壮かつ哀愁もほのかに滲むメロディが優れたフックとなって、楽曲を印象的なものにしている。SCORPIONS meets AC/DC的な彼らのスタイルを完成させ、商業的にも成功した一枚。「(ベルリンの)壁に鉄球を(叩きつけてブッ壊せ)」というタイトル曲は当時の東側諸国でも大きな評判を呼び、彼らのフォーメーションを駆使したライヴ・パフォーマンスをフィーチュアした印象的なビデオ・クリップは当時MTVでヘヴィ・ローテーションされた。奇しくも翌年全米デビューを果たすLOUDNESSの「THUNDER IN THE EAST」と同じく全米チャート最高74位を記録。 |
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ACCEPT | |
| RESTLESS AND WILD |
85
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| レストレス・アンド・ワイルド (1983) | ||
| 欧州、そして日本におけるメタル・ファンの支持を確立した出世作。とにかく冒頭を飾る超攻撃的なスピード・チューン、「Fast As A Shark」のインパクトは絶大で、この一曲をもって彼らの評価は定まったと言っていい。その後はドラマティックに盛り上がる物悲しい#5「Neon Nights」や、R&R色の強い「Get Ready」を挟みつつも、基本的にはリフで押していく力強いHMチューンを中心に構成されたアルバム構成となっている。ラストを飾る「Princess Of The Dawn」も、基本的にはシンプルなギター・リフをメインとした曲なのだが、アレンジの端々に香るクラシカルなエッセンスによって、日本人好みの名曲に仕上がっている。個人的には1曲目とラストが飛びぬけた名曲で、それ以外の曲は(彼らの曲としては)中庸、というイメージがあるが、本作が元祖パワー・メタルと呼ぶべき彼らのアイデンティティを築いた重要な作品であることは間違いない。 |
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ACCEPT | |
| BREAKER |
85
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| 戦慄の掟 (1981) | ||
| それまでうだつの上がらない「ドイツのAC/DCもどき」だったACCEPTが、メタル・マニアの注目を集めるきっかけになったサード・アルバム。実は僕が初めて聴いた彼らの楽曲は本作の冒頭を飾る「Starlight」だった。といっても、むろんリアルタイムの話ではない。たまたま高校生当時テープに録音して聴いていたラジオの「Power Rock Today」でこの曲が流れたのだ。正直、最初は「うげっ、なんだこの金切り声は」と、ウドのアクの強いVoに拒否反応を示したものの、テープを何度か繰り返して聴くうちに、その切れ味鋭いリフ・ワークと、中間部の美しくもスリリングなツイン・リードにすっかり魅せられてしまっていた。そんな思い出の曲を筆頭に、とても81年の楽曲とは思えない強力なパワー・メタル・チューンである#2のタイトル曲や、軽快に疾駆するR&Rチューン#6「Burning」、キャッチーな#8「Midnight Highway」、など、楽曲の充実ぶりが、当時バンドが昇り調子にあったことを雄弁に物語っている。アコースティック・タッチのバラード#9はベースのピーター・バルテスがVoをとっているが、どうせなら#4(バラード)もピーターが歌えばよかったのに…。しかし何度聴いても#1〜#3の流れはカッコいいなあ…。 |
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