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ALLEN・LANDE | |
| THE REVENGE |
81
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| ザ・リヴェンジ (2007) | ||
| 単発のプロジェクトかと思われたALLEN-LANDEだが、前作が欧州のメロディアス・ハード・ファンの間で大好評だったためこうして2作目のリリースが実現した。前作に引き続き作詞作曲アレンジ、Drを除く全ての演奏はマグナス・カールソン。前作から本作のリリースまでには2年弱のインターバルがあるとはいえ、その間にトニー・オホーラのアルバム(こちらも全曲マグナスによるもの)と、PLANET ALLIANCEへの参加を経ているので、かなり精力的な制作状況といえる。ただ、そのためか本作に収められた楽曲のクオリティは正直前作に及んでいない。むろんそんじょそこらのアルバムに比べたらはるかに高品質ではあるが、前作の名曲ラッシュぶりを考えると、物足りなさは否めない。もっともそれは、今回は制作当初からラッセル・アレン(SYMPHONY X)とヨルン・ランデ(元MASTERPLAN他)という歌い手が想定されていたために、かえって作曲に制約が設けられてしまったせいかもしれない。まあ多少の不満を感じつつも、この適度に憂いがあって適度に勇壮なサウンドはやはり心地よいし、メロディアスではあっても洗練されていてクサくないので、TENとかMAGNUMとか、あの辺のブリティッシュ系メロディアス・ハードが好きな人にもぜひ聴いてほしいな。BURRN!誌では2人のヴォーカリストにしか触れていなかったので、あえてマグナス中心に書いてみました。しかし前作のモチーフを未来化した(?)ジャケットがゾイドに見えて仕方ない(笑)。 |
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ALLEN・LANDE | |
| THE BATTLE |
86
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| ザ・バトル (2005) | ||
| SYMPHONY XのVo、ラッセル・アレンと、様々なプロジェクトでその強力な歌声を披露し、現在は「MASTERPLANのヴォーカリスト」と形容するのが最も通りがいいであろうヨルン・ランデによる共演アルバム。2人ともその筋では名の通った実力派シンガーゆえ、彼らの名前で手を出すファンも多いことだろうが、本作の陰の主役は全曲の作詞作曲・アレンジを手掛け、G、B、Keyと、Dr以外全ての楽器をプレイしている才人、マグナス・カールソン(LAST TRIBE)。もともと本作は欧州No.1メロディアス・ハード専門レーベルである「Frontiers」のオーナーがマグナスにAOR寄りの楽曲を発注し、その音楽を歌うに相応しく、かつ話題性のある歌い手を探した結果、ラッセルとヨルンに決定した、という制作過程を経て生まれた作品である。そのため、楽曲は必ずしも彼らを想定して書かれたものではなく(とはいえ、彼らの歌唱は充分に強力である)、そういう意味でも「マグナスの作品」であるといえる。サウンドはマグナスのバンドであるLAST TRIBEをメロディアス・ハード寄りにしたような音楽性で、意外性はないものの楽曲のクオリティは非常に高く、文字通り「捨て曲なし」という形容が相応しい、フック満載の楽曲が揃っている。日本で屈指のLAST TRIBEファンを自認する身としては、こんなプロジェクトではなくLAST TRIBEの新作を作ってほしいというのが本音だが、リカルド・ベンソン(LAST TRIBE)の歌唱では#4のようなメロウな楽曲にここまでのスケール感とメジャー性は生まれなかったであろうことを考えれば、この企画が実現した意味はちゃんとある。#2や#5、#7、#9、#11といった比較的攻撃性の強い楽曲はLAST TRIBEのファンにもアピールすることだろう。欧州では多くのメロディアス・ハード系の専門誌やウェブサイトの年間ベスト・アルバムに輝くなど、評価も高い作品である。ちなみにジャケットはロドニー・マシューズ。 |
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