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The Best 10 Albums of 2001

No.1



ANGRA / REBIRTH

「再生」というタイトルがまさにピッタリな、ファンの求めるANGRA像を完璧に体現してみせた傑作

 


No.2



LOST HORIZON / AWAKENING THE WORLD

この熱さ、このヒロイズム、このパワー、これぞ漢のメタル! まさに新世紀に降臨した究極のメタル・メサイア

 


No.3



DARK MOOR / THE HALL OF THE OLDEN DREAMS

クサいメロディと大仰な展開が好きなら必聴の、濃ゆ〜い1枚

 

No.4



KAMELOT / KARMA

前作でひと皮剥けた感のある彼らが、さらにもうひと皮剥けてしまった大傑作

 

No.5



SONATA ARCTICA / SILENCE

前作ほどの衝撃はない。しかし、彼らの才能がフロックではなかったことを示す、優れた楽曲が揃っている

 

No.6



HEAVENLY / SIGN OF THE WINNER

こんな絵に描いたような「ジャーマン・メタル」が、まさか歴史的なライバル国フランスから出てくるとは驚き桃の木山椒の木

 

No.7



SECRET SPHERE / A TIME NEVER COME

懲りずにB級メタルを聴き続けていてよかった! と思わせてくれた充実のアルバム。B級ならではの魅力にあふれている

 

No.8



ETERNAL TEARS OF SORROW / A VIRGIN AND A WHORE

彼らの祖国、フィンランドの冬の夜を思わせる、寒々しくなるほどの悲愴美をたたえた楽曲の数々が、ジワジワと心に染みてくる傑作

 

No.9



ARCH ENEMY / WAGES OF SIN

美貌の女性Vo、アンジェラ・ゴソウを得て、個々のメンバーのキャラ立ちという点で当代最強のHR/HMバンドとなった彼らが放つアンダーグラウンド臭皆無の強力メロディック・デス・メタル

 

No.10



SILENT FORCE / INFATUATOR

アグレッシヴな曲、疾走曲、組曲からバラードまで、充実した楽曲が光るヨーロピアン・パワー・メタルの佳作


 


The Best 10 Tunes of 2001

No.1 Sworn In The Metal Wind / LOST HORIZON
  今年のメタル・アンセムはなんと言ってもこの曲でしょう。熱い!

No.2 Karma / KAMELOT
  映画的なスケールの大きさを感じさせる名曲。ピアノと、カーン自身による裏声コーラスが最高の隠し味

No.3 Acid Rain / ANGRA
  一般的には「Nova Era」かもしれないが、最初に公開された新生ANGRAの楽曲で、「再生」を確信させたこの曲をあえて。イントロの緊張感溢れるリフに被さるエドゥのシャウトでいつも鳥肌。

No.4 Forever / KAMELOT
  クラシックのメロディがここまで自然に楽曲の一部として機能している例は稀では

No.5 Wolf & Raven / SONATA ARCTICA.
  カッコいいです。聴いているだけでリキ入ります

No.6 Hurricane Master / DOMINE
  緊張感溢れるリフ、疾走するリズム、ひたすらタッピングで攻めるギター・ソロ、そしてどこまでも昇り詰めるハイトーン。メタルのエキサイトメントが凝縮された名曲

No.7 Black Widow / LAST TRIBE
 
この疾走するサビのカッコよさは反則。鳥肌立っちゃいます

No.8 What You Believe In / DREAMTIDE
  FAIR WARNINGマジックの再現! 熱い感動に満ちた1曲。トミー・ハートに歌って欲しかったというのが本音だが

No.9 Royal Gallery / FALCONER
  Voのダンディな声が最高に映える、戦いの挽歌

No.10 Tears Of Darkness / HIGHLORD
  大作としてはちょっと練りが甘いが、このサビメロの盛り上げは反則。

次点 Fall Into Madness / STEEL ATTACK
  勇壮でありながらほのかに哀愁も感じさせる曲調、これこそ漢のロマンだね!


 


2001年を振り返って


今年は新世紀を飾るに相応しい、充実した一年だった。例年であれば充分ランクインを狙うことが可能なアルバムを、いくつも切り捨てなくてはならず、上記の10選の作成にも非常に苦労した。 結果として楽曲は、できるだけマイナーなバンドの楽曲を多く選ぶべく心がけ、個々の楽曲よりアルバムとしての出来に対する印象が強いアーティストのアルバムからはあえて選曲を見送っている。

具体的には、ANGRAの「再生」、DARK MOOR、HEAVENLYの大化け、そしてLOST HORIZONの降臨などが非常に印象深く、SONATA ARCTICA、KAMELOTなどがBURRN! 誌の好評を受け、広く支持されたことで一層この手のメロディック・パワー・メタルの勢いを感じることができた。

特にSECRET SPHERE、HIGHLORD、DOMINEといった中堅どころの成長が著しかったイタリア、FALCONER、STEEL ATTACK、ZONATAなどがクオリティの高い作品を送り込んできたスウェーデンのシーンの活況がシーンのレベルの向上に大きく寄与したと思う。

それにしても恐るべき名盤ラッシュの年だった。初っ端からこれでは、21世紀が「メタルの世紀」となることは間違いない、などと妄言を吐きたくなるほど。私がメタル・サイトを作りたい、と思ったのも実はこの年でした。


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