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ホームコラム>年間ベスト2009


The Best 10 Albums of 2009

No.1



IRON MAIDEN / FLIGHT666(DVD)

反則気味ですが、IRON MAIDENの、ひいてはメタルのファンであることが誇らしくなる、今年一番心動かされたメタル作品。

 


No.2



CAIN'S OFFERING / GATHER AND FAITHFUL

これぞ北欧メロディック・パワー・メタル。私好みのキレイめ哀愁サウンドについついリピートを誘われました。

 

No.3



MEGADETH / ENDGAME

スリリングなMEGADETH、ここに復活。緊張感に満ちたテンションの高いメタル・アルバム。

 

No.4



陰陽座 / 金剛九尾

彼らは「良くて当然」と思える数少ないアーティストなので、ここであえて選出理由を述べるのは野暮というもの。

 

No.5



STEEL PANTHER / FEEL THE STEEL

これに真剣にパクリがどうのと目くじら立てる人とは関わりたくないなぁ。優れたパロディには愛があるものです。

 

No.6



HARMONY / CHAPTER II: AFTERMATH

全体としては物足りない部分もあるが、時折強烈に私の琴線に触れるメロディが登場してくる。Voも好みです。

 

No.7



DRAGON GUARDIAN / DRAGONVARIUS

同人音楽からここまで水準の高い作品が出てくるとは驚きでした。気恥ずかしさを超えた煽情力がある。

 

No.8



DREAM THEATER / BLACK CLOUDS & SILVER LININGS

テクニカルでいてエモーショナル、安定感に満ちていながら実験的。相変わらず無敵のDTクオリティ。

 

No.9



DEAD BY APRIL / DEAD BY APRIL

ある意味、今一番洗練されたメタル・サウンドかも。メタル「コア」としては軟弱だが、曲がいいので今後に期待。

 

No.10



HEAVENLY / CARPE DIEM

これほど作曲力の高いピュア・メロディック・パワー・メタル・バンドは今や希少。



The Best 10 Tunes of 2009

No.1 Ride The Sky / AT VANCE
  こういうキャッチーでカッコいい「わかりやすい曲」がやっぱり基本ですよね。

No.2 Silver Blidge / AMORPHIS
  彼らならではの土着的なフィーリングと哀愁がクセになる名曲。

No.3 Storm To Pass / ATREYU
  哀愁を帯びてドラマティックに盛り上がるサビにグッと来る。

No.4 Last Look At Eden / EUROPE
  このバンドにこういう音を期待していなかったのだが、非常に印象深い曲に仕上がっている。

No.5 Fly Away / JADED HEART
  「Get Away, Get Away」、「Fly Away Fly Away」の箇所が妙にツボりました。

No.6 Demon Prince / KREATOR
 

このドラマティックなイントロは今年のベスト・イントロかも。


No.7 Not Enough / LACUNA COIL
 

ポップス寸前だが、いい曲であることに変わりはない。


No.8 Turn The Tide / PRAYING MANTIS
  悲痛なまでのエモーションを発散する「泣きのマンティス」を象徴するバラード。

No.9 Battalions Of Steel / SAXON
  この威厳、この風格、まさにブリティッシュHMの雄にしか醸し出せないものだろう。

No.10 Deep Unknown / STRATOVARIUS
 

彼らとしては異色の曲だが、なかなか印象的なプログレ・メタルに仕上がっている。


 


2009年を振り返って


アルバム1位は反則かもしれませんが、あまりにも感動したので。他方10選から漏れたのはAMORPHIS、DGM、FAIRYLAND、KILLSWITCH ENGAGE、KREATOR、PRIMAL FEAR、STRATOVARIUSなどですが、これらのアルバムは2位以下の諸作と大して差はありません。

また今回、楽曲の並びは順位ではなく、アーティスト名アルファベット順ですのでご注意を。そして昨年までとは異なり、アルバム10選に外れたアルバムから何かしら印象に残るものがあった楽曲を列挙する、というスタンスでやってみましたのでその辺もお含み置きを。

これらの「言い訳」が何を意味しているかというと、今年は当サイトの点数感覚でいえば82〜86点クラスの「良作」「佳作」レベルの作品ばかりで、「こりゃ名盤!」と強く印象に残るアルバムに出会えなかった、ということです。

特に私の好むメロディック・パワー・メタル〜正統派系の作品はかなり小粒な作品ばかりだった印象で、そのため実質的にランキングとして機能していない単なる「リスト」になってしまいました。

一方、LOUD PARK 09で観たライヴの素晴らしさもあって私もMEGADETHの新作を選出しましたが、その他にもSLAYERやKREATOR、OUTRAGEにEXODUS、PARADOXにHEATHENと、今年はスラッシュ系のアルバムはかなり豊作で、スラッシャーの方にとっては80年代の全盛期以来ではと思うほどの充実した年だったのではないでしょうか。

ちなみにアルバムの個人的裏ベスト・アルバムはDEAD ENDの「METAMORPHOSIS」、そして裏ベスト・チューンは同作収録の「Dress Burning」です。聴いた回数は1番でしたね。ただ、私の考えるHR/HMの領域からは逸脱する音楽だったので、上記のランキングには入れませんでした。今年はただでさえアルバムの1位が反則気味なので。

今年は大御所ではMEGADETHやDREAM THEATER、HEAVEN&HELLのアルバムが、若手ではLAMB OF GODやFIVE FINGER DEATH PUNCHのアルバムなどが全米TOP10入りを果たし、昨年ほどではないにせよ、ジャンルとしてのメタルのシーンは商業的には堅調に推移した観がある。

しかし一方で、ヨーロッパのインディー・メタルをチェックしていた人にとってはおなじみのレーベル「G.U.N.」が閉鎖となったり、「SPV」が倒産したりと、百年に一度と言われる不況の影響か、あるいはITの発達に伴う音楽ビジネスの変化の影響か、ここ10年ほど好調とされていた欧州のHR/HMマーケットに黒い影が忍び寄っている印象もある。

現在の日本の状況の良し悪しについては様々な意見があると思いますが、とりあえず00年代初頭の「クサメタル」ムーヴメントと共に勃興した「SOUNDHOLIC」レーベルが今年、社長の死と共に閉鎖になったことは、ちょうど10年前のゼロ・コーポレーションの閉鎖と重なる、「00年代の終わり」を感じさせる出来事だったと個人的に感じています。

 

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